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夢をメモするからユメモ。秩序も筋道もないユメモ。
プロフィール
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ゆき
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性別:
女性
自己紹介:
夢をメモする習慣があると脳が活性化するというのは本当だろうか。

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妹が出産のため入院していた。
私は自宅近くの屋外で、犬を遊ばせていた。
よく晴れた、暑いくらいの日だった。

妹が産気づき、いよいよ生まれそうだと連絡が入った。
私は犬を家に戻して支度をしようと、遊んでいる犬を連れて玄関へ向かった。
姉が、私の支度が早くできるようにと、家から長いリードを持って来てくれた。
犬はすでにリードで繋がれていて、玄関に入ろうとしていたが、姉のリードにつけ替えた。
このリードはつけるのが難しく、一度は犬がノーリードの状態になってしまったが、犬はそれに気づいていないようだった。
犬がリードのつけ替え作業に飽きたのか、また外へ向かってトコトコ階段を下りようとしたので、慌てて呼び戻した。
犬は素直に戻って来て、大人しく私たちに囲まれていた。
家には妹の彼氏と、こちらの親戚のおじ(い)さんも来ていた。
彼氏はまだ中学生だった。
私がのんびりと犬の面倒などを見ているのを、じれったそうにしていた。

玄関に入ると、犬を入れる柵が片づけられていたので、私は近くに犬を繋いで、柵を出して組み立て始めた。
妹の彼氏が、しびれを切らし、
「何やってるんすか!?連絡が来てからもう30分も経ってるんすよ!?」
と言った。
私は、
「30分でなんて生まれないわよ、陣痛はね、何時間も続くの。今からそんなじゃもたないよ?」
と、なだめるように言った。

彼氏は落ち着かない様子で、一刻も早く病院へ向かいたいという様子だった。
親戚のおじ(い)さんが、
「先に二人でタクシーで行くか?」
と言うと、彼氏は、
「はい!俺お金持ってます。3千円はあるから大丈夫です!」
と言った。
中学生らしい金銭感覚だなぁ、と思った。
多分その3千円はタクシー代でほとんど飛ぶことを、彼は考えていないようだった。
しかし彼は真剣で、好感の持てる子だった。
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