夢をメモするからユメモ。秩序も筋道もないユメモ。
友人の別れた彼氏と一緒に住むことになった。
私の実家の一室に二人で住んだ。
親も彼を気に入っていた。
1~2ヶ月くらい経ったと思う。
恋人らしいこともしていた。
彼は、私のことを彼女として認識していたと思う。
それは友人も知っていた。
しかし私には、遠距離の彼氏がいた。
彼氏とも、変わらず付き合っていた。
毎晩寝る前には電話をしていた。
ある日、自分のしていることは二股であり、遠距離の彼氏を裏切る行為だと気づいた。
私にとって、恋人は遠距離の彼氏の方であり、同棲の彼とは何となくの付き合いだった。
私は、正直に彼氏に言おうと思った。
しかしその前に、彼との関係をすっきりさせておきたかった。
元彼女の友人に相談もした。
一人暮らしの彼女は、
「行くとこなくなったらうちにおいで」
と言ってくれた。
そこでまず、彼に別れを告げることにした。
食堂から、私たちの部屋へ続く廊下へ出ると、何を考えていたのかわからないが、彼が土下座をして待っていた。
私は側へ正座をすると、
「お話があります」
と切り出した。
「私はもうあの部屋へは戻らない」
と告げた。
彼は呆気にとられたような顔をしていた。
理由を聞かれた。
「愛して愛してばっかりで、あなた自身は私に何もしてくれない」
というようなことを言ったと思う。
最後に、
「あなた自分のことばっかり」
と、絞るような頼りない声で告げて立ち上がった。
「自分だってそうじゃん…」
と、座ったままの彼が呟いた。
それから2階の自室へ行き、遠距離の彼氏に電話をした。
夕方だった。
呼び出し音がなるとすぐに、彼氏が電話に出た。
「どうした?自分からかけてくるなんて、珍しい」
と彼氏は言った。
私は普段、平日はほとんど自分からかけることなはい。
彼氏が仕事中かもしれないし、疲れて寝ているかもしれないからだ。
私が本題を切り出す前に、
「俺これからお風呂。もう脱いじゃった」
と言われた。
私は、そう、と言って電話を切った。
後でゆっくり話せる時にしようと思った。
彼氏が怒ることは、容易に想像できた。
その後、許してくれるかどうかと、私は考えた。
許されなくても仕方がない、と思った。
雨粒が窓ガラスを叩いていた。
私の実家の一室に二人で住んだ。
親も彼を気に入っていた。
1~2ヶ月くらい経ったと思う。
恋人らしいこともしていた。
彼は、私のことを彼女として認識していたと思う。
それは友人も知っていた。
しかし私には、遠距離の彼氏がいた。
彼氏とも、変わらず付き合っていた。
毎晩寝る前には電話をしていた。
ある日、自分のしていることは二股であり、遠距離の彼氏を裏切る行為だと気づいた。
私にとって、恋人は遠距離の彼氏の方であり、同棲の彼とは何となくの付き合いだった。
私は、正直に彼氏に言おうと思った。
しかしその前に、彼との関係をすっきりさせておきたかった。
元彼女の友人に相談もした。
一人暮らしの彼女は、
「行くとこなくなったらうちにおいで」
と言ってくれた。
そこでまず、彼に別れを告げることにした。
食堂から、私たちの部屋へ続く廊下へ出ると、何を考えていたのかわからないが、彼が土下座をして待っていた。
私は側へ正座をすると、
「お話があります」
と切り出した。
「私はもうあの部屋へは戻らない」
と告げた。
彼は呆気にとられたような顔をしていた。
理由を聞かれた。
「愛して愛してばっかりで、あなた自身は私に何もしてくれない」
というようなことを言ったと思う。
最後に、
「あなた自分のことばっかり」
と、絞るような頼りない声で告げて立ち上がった。
「自分だってそうじゃん…」
と、座ったままの彼が呟いた。
それから2階の自室へ行き、遠距離の彼氏に電話をした。
夕方だった。
呼び出し音がなるとすぐに、彼氏が電話に出た。
「どうした?自分からかけてくるなんて、珍しい」
と彼氏は言った。
私は普段、平日はほとんど自分からかけることなはい。
彼氏が仕事中かもしれないし、疲れて寝ているかもしれないからだ。
私が本題を切り出す前に、
「俺これからお風呂。もう脱いじゃった」
と言われた。
私は、そう、と言って電話を切った。
後でゆっくり話せる時にしようと思った。
彼氏が怒ることは、容易に想像できた。
その後、許してくれるかどうかと、私は考えた。
許されなくても仕方がない、と思った。
雨粒が窓ガラスを叩いていた。
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