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夢をメモするからユメモ。秩序も筋道もないユメモ。
プロフィール
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ゆき
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性別:
女性
自己紹介:
夢をメモする習慣があると脳が活性化するというのは本当だろうか。

前略プロフ
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不思議な力のあるらしい老人に連れられていた。
力のある人のようだった。
精霊たちの住む部屋へ、特別に入れてもらえた。

円形の部屋の上の方に造られた半円か扇型の床に、精霊たちがそれぞれ眠っていた。
そこは2階というか、階段で下とつながる造りになっていた。
上からは、階段の下の床も見える。
私達が部屋に入ることで、何人かは目を覚まし、簡単な挨拶をしたり、声をかけてきたりした。
精霊たちのベッドは円形の箱のようだった。
それぞれの違う色をしていた。
宝石やレースや、絹のようなものに囲まれて、精霊たちは居た。
部屋全体にも、豪華で美しい装飾がしてあった。

私はある少年ほどの身体つきをした精霊のことが気になって、覗いた。
身体を丸めて眠っていた。
「時の坊やは相変わらずですわ」
と、女の精霊が老人に向かって苦笑した。
少年は時の精霊で、ほとんど目を覚まさないらしい。

しかし私が覗いていると、目覚めないはずの時の精霊が、目を覚ました。
彼は眠たいというか、面倒くさそうに起き上がった。
老人が、
「おお」
と、小さく感嘆の声をあげた。
時の少年は私を見て、
「面白いもの見よう」
と、階段を下りた。

私はついていった。
私は彼を根拠もなく信用していたし、彼もまた私に心を開いているように感じた。
老人や他の精霊の様子から、それは特別なことなのだとわかった。

時の少年の見せてくれたものは、大きな時計だった。
直径1mほどの丸い時計が床に置かれて、動いていた。
精巧で細かい歯車のたくさん動くのや、高価そうな装飾を眺めた。
きっとこれは特別な時計なのだと感じた。
この時計の管理者が、この少年なのだろうと私は思った。
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