夢解釈：三毛猫

三毛猫

猫は女性の象徴だという。
三毛猫ならば、ほとんどが雌であるから、余計にそうだろう。
しかもライバルだとか、意地悪な人だとか、そういう女性を表しているとのことである。

しかし、「猫」でなく「子猫」になると、変わってくるようだ。

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子猫の夢は愛情を求めているしるしです。愛されたい・守られたいと思う気持のようです。また愛らしい女性を示す場合も。あなたが男性なら守ってあげたくなる女性がいるのかも？夢によい印象をもったなら恋愛運上昇の暗示です。愛情に満たされた生活が送れそうです。

やはり女性を表すことには変わりはないけれど。
私が愛情を求めていることは、確かにその通りだと思う。
私は両親に心の底から甘え、頼り切った記憶がほとんどないことに、最近気づいた。
本来ならば両親から受け取るべき愛情を、受け取らずに私は大きくなってしまったのだ。
それは両親が悪いわけではないと思う。
彼らは彼らなりに一生懸命やっていた。今もやっている。
私が不器用だったせいかもしれないし、原因はわからない。

私は子猫をとても可愛いと思い、一緒に暮らすことができることが大変嬉しかったので、「よい印象を持った」ということになる。
恋愛運上昇…期待せずに期待しておこう。

そういえば、子猫は心配事や不安など何もないように、大人しく私に抱かれていた。
私を信じ切って、この人が自分の色々な面倒を見てくれるのだと、はっきりと意識はしないものの、そういう風に感じているように見えた。

猫は女性。
子猫は愛情を求めているしるし。

分身原理（夢の中の登場人物は、全て自分自身の心の象徴であるということ）が、動物にも当てはまるとすれば、子猫は私自身だったのかもしれない。
雌の子猫。つまり少女だった頃の私。
子供の頃に受け損ねた愛情を、私は欲しがっていたのかもしれない。
何の見返りもなく与えられる愛情を。
その愛情を真っ直ぐに受け止め、気兼ねなしに子供らしく振る舞いたい、その権利があったはずだと、今考えていることを表していたのだろうか。