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夢をメモするからユメモ。秩序も筋道もないユメモ。
プロフィール
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ゆき
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性別:
女性
自己紹介:
夢をメモする習慣があると脳が活性化するというのは本当だろうか。

前略プロフ
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小さなテーブルを囲んで4人でテスト勉強をしていた。
「計算テスト」と呼ばれる算数(数学)の総合テストである。
中学生だったと思う。
小学校の1年からずっと気になっていた男の子と、幼馴染みの女の子がいた。
もう一人はあまり意識していなかったので、誰かわからない。
男の子の友人である。

男の子と女の子は、とても頭の良い子で、成績も良かった。
負けず嫌いな私は、ずっと二人より良い点数をとってみたいと思っていた。
けれども、小学校の頃ならまだしも、中学にあがってから、実力の差は開くばかりで、悔しい気持ちが募った。
どんなに勉強しても、二人には敵わないと思いながら、プライドだけは高く、同等の場所にいたいという気持ちを捨てきれなかった。

私は、独り言のように何かを言いながら、二人のうちどちらかが手を止めて相槌でも打ってくれないかと思っていた。
話す内容を探すために、鞄の中を意味もなくいじったりした。
私は勉強をしても二人には敵わないのがわかっていたので、席に着いてはいるものの、手は動かしていなかった。

そのうちに女の子が、
「私髪洗わなくちゃ」
と言って、洗い出した。
それで、
「私も!」
と言って、私も洗うことにした。
とりあえず会話のきっかけができて少し嬉しかった。
はたと気づくと、私は髪をお湯で濡らさずにシャンプーをつけていた。
「髪濡らすの忘れちゃった!」
と、私が言うと、
「あーぁ…」
と女の子が苦笑した。
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